この記事では、MCHコインの特にわかりづらい部分について理解の手助けとなるような解説を加えるよ!
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MCHコインとは?
MCHコインはイーサリアムのERC20トークンとして発行されるガバナンストークン
イーサリアムではもっとも一般的なトークンの形式だね。
世界に同じものが2つとないのがNFTだね。
MCHコインは同じものがたくさんあるからFT、つまりはファンジブルトークンだ。
ファンジブルってのは「代替可能」ってこと。
イーサリアムのトークンじゃないよ。
えーと結局、ERC20のトークンになることでどうなるの?
つもり……
ガバナンストークンを持ってる人が運営について何か議案を提出できたり、議案に対して投票できたりする。
それによってプロジェクトを中央集権的なものから、ユーザーが主体となって運営する分散的・民主的なものにしようという狙いがある。
今まではTwitterやDiscordでなんとなく運営に文句をいったり、提案したりするだけだっただけど、MCHコインが導入されてガバナンスの場が形成されれば、ユーザーはよりはっきりした形で提案を出し、実施の是非を決定づけることができるようになる。
ただ、ガバナンストークンというはっきりとした形を持つものができる以上、今後は提案がなあなあではすまされなくなるということは間違いないよ。
MCHコインの割り当て方法
- ユーザーコミュニティ:50%
- マーケティング:10%
- 開発運営:40%
ただ初期配布があり、運営さんに確認したところでは、そこで発行予定数全体の2〜3%くらいに相当するインゴット(CI)が配布されるとのことだ。
最後の「運営チームにMCHコインのさらにくわしい内容を質問!」のコーナーを見てね!
MCHコインの入手方法
初期配布
配布されるCIの量はユーザーが持ってるアセットの価値に比例する。
ただし、各ユーザーとも3,000CIという上限が設定されている。
持ってるアセットを自分の別のアカウントに移せば最初から3,000CI以上手に入るじゃん?
ゲームプレイを通しての入手
特に幻獣大戦をプレイすることが大きな割合を占めているようだね。
Cpをただたくさん持っているだけではダメなのだな。
勝たないと。
どれくらいCpを使ってどのように勝つとどれくらいCIが配布されるか、まだ詳細が公開されていないから、ここはなんともいえない。
これによってMCHコインの新規発行量が長期的にじょじょに減少していくようになっている。
この経路以外では、幻獣大戦での砦占有状況やミッションの達成によっても付与される機会があるようだ。
ステーキングでの入手
MCHコインをスマートコントラクトに預けてロックすることで、預託量と預託期間に応じて報酬となるMCHコインがもらえるわけだ。
最近DeFiではやってるYield Farming(イールド・ファーミング)ってやつだよ。
ステーキングについては、実装されるのはまだ先になりそうだ。
ユーザー間の譲渡や外部マーケットでの入手
人から送ってもらうことでMCHコインを入手することができるね。
もちろんGAS代はかかるけどね。
そういうところでならMCHコインを取引できるようになる可能性はありそうだね。
これで実質的にMCHコインが市場で取引できるようになる。
DeFiを使ってMCHコインをたくさん集めておけば、値段が上がってもうかるかな!?
もうけを狙って手を出すと大火傷する危険が大きいからやめておくのが無難だね。
運営チームにMCHコインのさらにくわしい内容を質問!
みんなが心配してることについても聞いてるよ!
MCHコインの割り当てについて
リリース直後のCI、MCHコインの割り当ては、運営、ユーザーに対して具体的にそれぞれどのような比率になる見込みでしょうか?
MCHコインのリリース直後は、ユーザーへの初期配布量に応じて、記事掲載の割合(運営+マーケティング50%)で運営開発、マーケティングにCIとして付与されます。
ユーザーへの初期配布量は、アセット保有量とヒーローセールの分を含め総発行数5,000万MCHCに対してCp換算で5〜9%相当となる見込みです。
CIの初期配布量は、上記のCp5〜9%のうちから、2〜3%となる見込みです。
結果として、MCHコインの総発行数に対して、 Cp付与分3〜6% + CI付与分2〜3% となります。
現時点で、運営開発およびマーケティングの割り当て分のCIは、案件次第ではありますがMCHコインへ変換する予定は未定です。
いきなりMCHコインの50%が運営に割り当てられて発行されるわけではないということだ。
これについては以下のように回答をもらっているよ。
ユーザーのCI発行時点で、運営とマーケにも発表割合でCI発行なので、ユーザーの持ち分を運営チームの持ち分が超えることは基本的にありません。
よって、初期配布時点では運営の所持数はユーザーと同等以下です。
可決否決の単独確定を持ち得ないことになると思います。
(もちろん、CIからMCHコインへの変換状況および、その後の譲渡など流通による影響の結果は範囲外ではありますが。)
保有アセットを複数のアカウントに分散させることで、CIをリリース直後に大量に取得できるようになりますが、これについてはどのようにお考えでしょうか?
インゴットを天井なしで付与するとユーザーごとの初期保有数に大きな差が出るため、今回は3,000CIを上限としました。
その結果、ご指摘のような行動が可能ではあります。
そのために、ギフト手数料やGas代を支払ってまで得があるか、という点はユーザー皆さんの判断次第とも言えますので、想定内ではありますが。どちらの行動を取っていただいてもコインに関わるバランスとしては問題なしと判断致しました。
トークンの設計について
トークンのロックアップ期間はありますか?
開発運営への割当分については、ユーザーの流通量に応じて発行可能にする仕組みのため、市場流通量はユーザー持ち分のほうが多くなります。
投資家や開発者への付与におけるロックアップについては、配布目的ごとに別途設定する予定です。
MCHコインがバーンされるケース、機会はありますか?
MCHコインはERC-20の機能として実装予定です。
現在予定されているバーンの機会はありません。
ガバナンスについて
ユーザーによるガナバンスへの提案は、初期段階ではどのような手段、経路で行うのでしょうか?
ユーザーの意見を吸い上げて開発側から提案することも初期はありえますが、システム的にMCHコインの保有率などからユーザーが提案可能とする形式も検討しています。
ガバナンスでは、ゲームにおけるどのような事象、範囲についての議案の提出が可能なのでしょうか?
こういった議案はそもそも議決の対象とならないというものはありますか?
利用規約にあるような禁止行為、また発表済みの決定について変更することで優良誤認として違法に当たることなどは可決できません。
基本的に法的に問題ないものは広く提案できるよう検討しております。