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[マイクリ] MCHコイン徹底解説!運営チームへのインタビューも! – My Crypto Heroes攻略

ついに詳細が発表されたマイクリのガバナンストークン「MCHコイン」
この記事では、MCHコインの特にわかりづらい部分について理解の手助けとなるような解説を加えるよ!

さらに、みんなが気になっている部分について、運営さんに聞いてみたぞ!

MCHコインの基本的な説明は公式発表のMediumをご覧ください。

MCHコインとは?

MCHコインはイーサリアムのERC20トークンとして発行されるガバナンストークン

まずとおりいっぺんの説明をすると、MCHコインはイーサリアムのERC20トークンとして発行されるガバナンストークンということになる。

ERC20トークンってなんだっけ?

100とか1000とか1万とか、数を数えられるトークンだよ。
イーサリアムではもっとも一般的なトークンの形式だね。

マイクリのヒーローとかエクステンションはNFT、つまりノンファンジブルトークンだったな。

うん。
世界に同じものが2つとないのがNFTだね。
MCHコインは同じものがたくさんあるからFT、つまりはファンジブルトークンだ。
ファンジブルってのは「代替可能」ってこと。

GUMも数えられるけど、それとは違うの?

GUMはマイクリの中でだけ使えるゲーム内通貨だね。
イーサリアムのトークンじゃないよ。

ややこしいな……。
えーと結局、ERC20のトークンになることでどうなるの?

ERC20トークンは、自分が使ってるウォレットで残高を管理できて、イーサリアムのブロックチェーンを通して、自由に他のユーザーに送ったり受け取ったりできるということだね。

わかった!
つもり……

では、ガバナンストークンとはどういうものなんだろう?

DeFiを中心に、最近ブロックチェーンのプロジェクトが分散型の運営を実現するためよくとりいれているものだね。
ガバナンストークンを持ってる人が運営について何か議案を提出できたり、議案に対して投票できたりする。

つまり、プロジェクトの運営を企業体から、トークンを持つユーザーコミュニティにゆだねるということだ。
それによってプロジェクトを中央集権的なものから、ユーザーが主体となって運営する分散的・民主的なものにしようという狙いがある。

以前からマイクリは「運営をできるだけユーザーにゆだねたい」ということはよくいっていたな。

それを今回のMCHコインの導入によって、より具体的に、より実際的に進めるということだね。

MCHコインを持っていると、運営に議案を提出できたり投票できたりするの?

そういうこと!
今まではTwitterやDiscordでなんとなく運営に文句をいったり、提案したりするだけだっただけど、MCHコインが導入されてガバナンスの場が形成されれば、ユーザーはよりはっきりした形で提案を出し、実施の是非を決定づけることができるようになる。

なんかすごそうに聞こえるけど、本当にそんなことできるようになるのー?

まあ、実際どう運用されていくかについては課題が多いよね。
ただ、ガバナンストークンというはっきりとした形を持つものができる以上、今後は提案がなあなあではすまされなくなるということは間違いないよ。

MCHコインの割り当て方法

MCHコインの最大発行数は5,000万で、最終的に以下の配分になるように発行される。
  • ユーザーコミュニティ:50%
  • マーケティング:10%
  • 開発運営:40%

いきなり5,000万すべてのMCHコインが発行されるわけではなく、ゲームプレイを通してこれから少しずつMCHコインが発行されるようになっている。
ただ初期配布があり、運営さんに確認したところでは、そこで発行予定数全体の2〜3%くらいに相当するインゴット(CI)が配布されるとのことだ。

ほとんどのMCHコインはこれから長期間にわたって発行されることになるんだな。

下の図だとなんかいきなりドカンと発行されるように見えるけど、実際には右側にえんえんと発行期間が伸びているわけだね。

これさー、いきなり運営にたくさんのMCHコインが発行されて、ガバナンスで運営に都合の悪いユーザーの提案が全部否決されるようなことになったりしないの?

コロネにしてはするどい指摘!

コロネにしては、は余計!

それについてもしっかり運営さんに聞いてあるよ!
最後の「運営チームにMCHコインのさらにくわしい内容を質問!」のコーナーを見てね!

MCHコインの入手方法

ここからはMCHコインの入手方法について説明をしていくよ。

初期配布

まず11/9(月)12:00に、1:1の割合でMCHコインに交換可能なクリプトインゴット(CI)がユーザーに配布されるよ。
配布されるCIの量はユーザーが持ってるアセットの価値に比例する。
ただし、各ユーザーとも3,000CIという上限が設定されている。

それだとたくさんアセットを持ってる人ほど損にならない?

なので、3,000CIをオーバーした分はクリプトニウム(Cp)として配布されるようになっているよ。

うーん、でもさー。
持ってるアセットを自分の別のアカウントに移せば最初から3,000CI以上手に入るじゃん?

それについても運営さんに聞いた!

ゲームプレイを通しての入手

CI、実質MCHコインの入手手段としては、この「ゲームプレイを通して」というのがメインになる。
特に幻獣大戦をプレイすることが大きな割合を占めているようだね。

幻獣大戦で使わないとCIが手に入らないのか。
Cpをただたくさん持っているだけではダメなのだな。

それもただ戦うだけじゃダメなんだろ?
勝たないと。

そこが難しいところだね。
どれくらいCpを使ってどのように勝つとどれくらいCIが配布されるか、まだ詳細が公開されていないから、ここはなんともいえない。

一つわかっているのは、MCHコインの発行量が増えるほど、CIの配布レートが厳しくなっていくということだ。
これによってMCHコインの新規発行量が長期的にじょじょに減少していくようになっている。

Cpは最初に大量に配布されるもの以外では、GUMの消費によって手に入れることになるわけだな。

ヒーローセールやトレードの手数料でGUMを消費すると、その量に応じてCpが手に入るようになっているね。
この経路以外では、幻獣大戦での砦占有状況やミッションの達成によっても付与される機会があるようだ。

ステーキングでの入手

MCHコインの入手手段としては、ステーキングも用意されるようだね。

ステーキングって?

かんたんにいうと預けることだね。
MCHコインをスマートコントラクトに預けてロックすることで、預託量と預託期間に応じて報酬となるMCHコインがもらえるわけだ。
最近DeFiではやってるYield Farming(イールド・ファーミング)ってやつだよ。

すぐに使わないMCHコインは預けておけばいいわけだな。

そうだね。
ステーキングについては、実装されるのはまだ先になりそうだ。

ユーザー間の譲渡や外部マーケットでの入手

MCHコインはERC20トークンなので、所有者間の譲渡が可能になっている。
人から送ってもらうことでMCHコインを入手することができるね。

譲渡ってどうやるの?

普通にMetaMaskみたいなウォレットを使ってETHと同じように送ることができるよ。
もちろんGAS代はかかるけどね。

へー、ウォレットで送れるのかー。

暗号資産の取引所にはいろいろなERC20トークンが上場されて取引できるようになっているが、MCHコインも将来的にそもようになるのかな?

なんともいえないところだけど、企業がやってる中央集権型の取引所(CEX)では当面それは難しいんじゃないかな。

取引所に上場されるのは難しいらしいからなー。

ただ、今はUniswapみたいに、ユーザーが自由にトークンを持ち寄って取引できるようにしているDeFiのプロダクトがいくつかある。
そういうところでならMCHコインを取引できるようになる可能性はありそうだね。
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UniswapにならMCHコインは上場できるの?

上場っていうか、ユーザーがMCHコインとETHのペアをUniswapに提供することで交換用のプールを作ることができるんだよ。
これで実質的にMCHコインが市場で取引できるようになる。

へー!
DeFiを使ってMCHコインをたくさん集めておけば、値段が上がってもうかるかな!?

MCHコインには現状ガバナンスの機能しかないから、経済的価値の裏付けは極めて不明瞭だよ。
もうけを狙って手を出すと大火傷する危険が大きいからやめておくのが無難だね。

ファオならそういうと思ったよ。

運営チームにMCHコインのさらにくわしい内容を質問!

マイクリプロデューサーのゲーム専務に、Mediumに書かれていなかったMCHコインのさらにくわしい設計や機能について質問したよ。
みんなが心配してることについても聞いてるよ!

運営チームからの回答については、内容をわかりやすくするためピプリクトで一部加筆や修正を加えています。

MCHコインの割り当てについて

リリース直後のCI、MCHコインの割り当ては、運営、ユーザーに対して具体的にそれぞれどのような比率になる見込みでしょうか?

MCHコインのリリース直後は、ユーザーへの初期配布量に応じて、記事掲載の割合(運営+マーケティング50%)で運営開発、マーケティングにCIとして付与されます。

ユーザーへの初期配布量は、アセット保有量とヒーローセールの分を含め総発行数5,000万MCHCに対してCp換算で5〜9%相当となる見込みです。
CIの初期配布量は、上記のCp5〜9%のうちから、2〜3%となる見込みです。

結果として、MCHコインの総発行数に対して、 Cp付与分3〜6% + CI付与分2〜3% となります。

現時点で、運営開発およびマーケティングの割り当て分のCIは、案件次第ではありますがMCHコインへ変換する予定は未定です。

ちょい難しいけど、ユーザーに付与されたCIと同じ分だけ、運営+マーケティングにもCIが付与される。
いきなりMCHコインの50%が運営に割り当てられて発行されるわけではないということだ。

ってことは、ガバナンスの提案が運営チームの投票だけで可決されたり否決されたりすることはないってこと?

そういうことになるね。
これについては以下のように回答をもらっているよ。

ユーザーのCI発行時点で、運営とマーケにも発表割合でCI発行なので、ユーザーの持ち分を運営チームの持ち分が超えることは基本的にありません。
よって、初期配布時点では運営の所持数はユーザーと同等以下です。
可決否決の単独確定を持ち得ないことになると思います。

(もちろん、CIからMCHコインへの変換状況および、その後の譲渡など流通による影響の結果は範囲外ではありますが。)

保有アセットを複数のアカウントに分散させることで、CIをリリース直後に大量に取得できるようになりますが、これについてはどのようにお考えでしょうか?

インゴットを天井なしで付与するとユーザーごとの初期保有数に大きな差が出るため、今回は3,000CIを上限としました。
その結果、ご指摘のような行動が可能ではあります。

そのために、ギフト手数料やGas代を支払ってまで得があるか、という点はユーザー皆さんの判断次第とも言えますので、想定内ではありますが。どちらの行動を取っていただいてもコインに関わるバランスとしては問題なしと判断致しました。

ユーザーのそういう行動を見越して設計はしてあるようだね。

たしかにアセットの送付をするだけでもけっこうコストかかるからなー。

Cpを1つのアカウントでたくさん持ってる方が今後CIを獲得するにあたって有利になる可能性もあるから、初期時点でどうアセットを持つかは難しい判断になりそうだね。

トークンの設計について

トークンのロックアップ期間はありますか?

開発運営への割当分については、ユーザーの流通量に応じて発行可能にする仕組みのため、市場流通量はユーザー持ち分のほうが多くなります。
投資家や開発者への付与におけるロックアップについては、配布目的ごとに別途設定する予定です。

開発運営の持ち分にもロックアップ期間が設定されるようだね。

MCHコインがバーンされるケース、機会はありますか?

MCHコインはERC-20の機能として実装予定です。
現在予定されているバーンの機会はありません。

ユーザーの紛失(GOX)以外でMCHコインの発行量が減少することは現時点ではないようだね。

ガバナンスについて

ユーザーによるガナバンスへの提案は、初期段階ではどのような手段、経路で行うのでしょうか?

ユーザーの意見を吸い上げて開発側から提案することも初期はありえますが、システム的にMCHコインの保有率などからユーザーが提案可能とする形式も検討しています。

初期段階では、ユーザーが運営チームにはたらきかけて議案にする必要がありそうだね。

ガバナンスでは、ゲームにおけるどのような事象、範囲についての議案の提出が可能なのでしょうか?
 こういった議案はそもそも議決の対象とならないというものはありますか?

利用規約にあるような禁止行為、また発表済みの決定について変更することで優良誤認として違法に当たることなどは可決できません。
基本的に法的に問題ないものは広く提案できるよう検討しております。

法律や規約に抵触しない議案であれば提案することは問題なさそうだね。

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