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今すぐ始められる!ブロックチェーンゲーム超入門!

ファオ
ファオ
この記事は初めてブロックチェーンゲームに興味を持った方に向けた入門用のガイドだよ!

コロネ
コロネ
「最近ブロックチェーンゲームって言葉を聞くようになったんだけど、いったいなに?」とか「ブロックチェーンゲームを始めてみたいけどどうしたらいいかわからない」とか思ってるヤツはぜひ目を通してみてくれ!

クオン
クオン
ブロックチェーンについての知識ない方でもわかりやすいように、できるだけ技術的な説明は少なくして解説しています!

「ブロックチェーンゲーム」ってなに?

「ブロックチェーンゲーム」は2017年に生まれ、2019年に大きく発展!

そもそも「ブロックチェーンゲーム」ってのがなんだかわからん!

まずそこだよね。
ブロックチェーンゲームは2017年末あたりに生まれた新しいゲームのカテゴリだよ。
2019年に入って大きく市場規模が成長し、2020年はさらに拡大することが見込まれてる。

もっとも、拡大したといってもスマホのゲームとかに比べたらプレイしてる人の数は100分の1とか1000分の1とかだ。

少なっ!

ほんとうに生まれたてのゲーム分野だからね。
それでも2018年に比べるとだいぶ大きくプレイヤー人口も増えたんだよ。

成長してるのはわかったけど、それを聞いてもブロックチェーンゲームがなんなのかさっぱりわかんないよ。

ちゃんとじゅんぐり説明していくよ!

「ブロックチェーンゲーム」の定義

ブロックチェーンゲームはどんなものかというと、「データの保管や管理にブロックチェーンの技術が活用されてるゲーム」ってことだ。

ゲームのデータというと……。

具体的には自分が持ってるキャラクターや武器・防具などのアイテムのことだね。
例えばコロネがあるブロックチェーンゲームでエクスカリバーって武器を手に入れると、「イーサリアム」というブロックチェーンの上に「コロネがエクスカリバーを持ってますよ」って記録される。

オレのエクスカリバーがブロックチェーンに記録されるのか!
すげーな!

って、それのどこがすごいのかわからん!

模範的なノリツッコミ、ありがとう。
今までのオンラインゲームだと、ゲームのデータはすべて運営者が稼働させてるサーバに記録されるよね。

そうだな。
ゲームの運営者がデータを保管・管理している。

ブロックチェーンゲームの場合、そういったアイテムの所有情報がだれもが自由に利用できて単一の管理者が存在しないブロックチェーンっていう公開の管理台帳に記録される。

単一の管理者が存在しない?

うん。
ブロックチェーンゲームでもっともよく利用されてるイーサリアムは別にだれか決まった人が運営してるわけじゃない。
たくさんの人がそこに記載されているデータを同時に保管して、データの正確性を相互チェックしてるんだよ。

だからそれのどこがすごいんだよー。

記録されてる情報が正しいかみんなが相互にチェックしあってるから、ゲームの管理者やだれか悪い人の手で勝手にデータを書き換えられたり、奪われたりする心配がないんだよ。もちろんコピーもできない。
そして、すべての情報が公開されてるから、「このアイテムをコロネが持ってますよ」ということをだれの目からもはっきりと確認できる。

そうなるとどういうメリットが生まれるのかな?

「ブロックチェーンゲーム」が生み出すメリット

アイテムの所有権がはっきりと確認できようになると、ゲームで以下のようなメリットが生まれるよ。

ゲームのデータをブロックチェーンで管理することのメリット

  1. ゲームのアイテムを他のユーザーと自由に取引できるようになる
  2. だれも勝手にあなたのアイテムを移動したりコピーしたりできない
  3. ゲームが終了してもアイテムはユーザーのもとに残り続ける
  4. あるゲームのアイテムが他のゲームで使えるようになる

うーん……。
こうメリットを羅列されてもやっぱりどうすごいのかよくわかんないなー。

一番わかりやすく楽しそうなのは④の「あるゲームのアイテムが他のゲームで使えるようになる」かな。

たとえば、クオンがAというゲームで「正宗」っていう武器を手に入れたら、ブロックチェーンを介して他のBっていうゲームでも使えるようにできる。
Bというゲームでは「正宗」という武器じゃなくて、「正宗」って名前のキャラクターになったりペットになったりするかもしれないけど。

私の武器が他のゲームではキャラクターやペットになったりすることがあるのか!

なんでもかんでもそうできるわけじゃないけど、ブロックチェーンの仕組みを利用すればそんなことも可能になるよ。
いろんなゲームのアイテムが相互に利用できるようになれば、すごく楽しいゲーム世界が生まれそうでしょ?

そりゃめっちゃ楽しそうだな!

そういった取り組みもいくつか実際に始まってるよ。

それは今までのゲームではまずなかったことだな。

さて、概念だけ聞いても実際にやってみないことにはわかんないから、このあとどんなゲームがあるか具体的に紹介していくよ。
今は「ブロックチェーンゲームはだいたいこんな感じ」って雰囲気だけ、なんとなくつかんでもらえばOKだ。

ブロックチェーンゲームの革新性やゲームに与える変化というのは「ブロックチェーンゲームの本質」という記事でくわしく説明したから、時間があるときにでも読んでみてね。
あわせて読みたい
[論考] ブロックチェーンゲームの本質。そしてアセットのゲームからの独立が創り出す未来 「ブロックチェーンゲーム」ってそ...

リリース済みの代表的なブロックチェーンゲーム

すでにリリースされていてプレイできる代表的なブロックチェーンゲームをいくつか紹介していくね。
ブロックチェーンゲームを始めるなら、このあたりのゲームからプレイしてみるといいよ。

My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)

世界でもトップのユーザー数をほこるブロックチェーンゲームだよ。
日本のブロックチェーンゲーム市場を大きく広げた立役者的存在で、後発のゲームに非常に大きな影響を与えている。

どんなゲームなんだ?

キャラクターに武器防具を装備させてクエストをクリアしてレアなアイテムを発掘したり、他のプレイヤーと戦って順位を争ったりとか。
自分が持ってるキャラクターや武器防具がブロックチェーンで管理されていて、マーケットで自由に売買を行うことができる。

それだけ聞くと普通すぎてぜんぜんおもしろそうに感じないんだけど……。

ひとことで魅力を伝えるのが難しいゲームなの!

これができます、あれができますとゲームの要素を挙げていってもかえってつまらなく感じてしまいそうだからあえて抽象的にいうよ。
マイクリは、ゲームプレイを通してアイテム売買などの経済活動や他のプレイヤーとのコミュニケーションを楽しむゲームといったところかな。

うーん、やっぱりよくわからん。

マイクリの魅力については端的に説明するのが難しいので、「仮想通貨の知識ゼロで始めるMy Crypto Heroes」を見てとりあえずプレイしてみてほしい。
ぜんぜんおもしろくないと感じる人もいるだろうけど、それでかまわないからね。
ゲーム中でアイテムがどう取引されてるのかとか、アイテムの価値がどうなっているのかとか、そういうところを見てほしいな。
あわせて読みたい
仮想通貨の知識ゼロで始めるMy Crypto Heroes (マイクリ) - 超初心者ガイドはじめに - 仮想通貨の知識がゼロでも大丈夫 この記事が対象としている読者の方 ...

一番人気があるってことは、やっぱりなにかすごいところがあるんだろうな!
とりあえずやってみるか!

CryptoSpells(クリプトスペルズ)

このゲームはマイクリと違って説明がしやすい。
対戦型のカードバトルゲームだよ。
ユーザー規模的にはマイクリについで2番目か3番目といったところだね。

カードゲームとしてはよくあるタイプのシステムなので、何かしらスマホのカードゲームをやったことがある人ならすぐ楽しめるはずだよ。
ルールを図解した記事も用意してるので、どんなゲームか知りたい人は目を通してみてね。
あわせて読みたい
[Cryptospells] 基本ルール図解 – クリスぺ攻略 Cryptospells バトル画...

ブロックチェーンゲームとしての特徴は?

一定のレア度以上のカードは所有情報がブロックチェーンで管理されていて、他のユーザーと自由に取引できるよ。
まあ、これは一般的なブロックチェーンゲームと同じだね。

特徴的なのは、カードの発行権やバランス調整を一部ユーザーに委ねたりして、運営の影響力の少ない、ユーザー主体のゲーム作りを進めているところだね。
カードバトルだけでなく、ユーザーの力で変えていくゲームって視点でプレイするとより楽しめると思うよ。

コントラクトサーヴァント

おっ、これは画面がだいぶリッチだな!

つい最近リリースされたばかりのゲームだからね。
アクセルマークというスマホ用のゲームを提供してる上場企業が開発したということでも話題になったよ。

コントラクトサーヴァントもカードバトルゲームなんだけど、さっき紹介したCryptoSpellsとはシステムがまったく違う。
非常に頭を使う戦略的なゲームとして設計されている。
これも説明が難しいので「バトルの流れ徹底解説」という記事を見てほしい。
あわせて読みたい
[コンサヴァ] バトルの流れ徹底解説 - コントラクトサーヴァント攻略 バトルの大きな流れ バトルの大きな流れ 対戦相手を選択してバトルスタ...

このゲームの特徴は?

カードの個性というのをより追究したゲームだね。
同じ名前のカードでもぜんぶ性能が異なっていて、どれ一つとして同じものがない。
それぞれのカードのパラメータや攻撃性能などを吟味してデッキ編成したり、必要なカードを探したりするのを楽しむゲームとして設計されているよ。

Gods Unchained(ゴッズ・アンチェインド)

おー、これすごい!
超本格的だ!

見ての通りカードバトルゲームだよ。
世界のカードゲーム市場に向けて、本気でトップを狙うつもりで開発されてる。
まだ日本語対応されてないけど、海外のメジャーなブロックチェーンゲームとして紹介したよ。

このゲームの特徴は?

それ、私のセリフ!

ブロックチェーンゲームとしてはカード情報がブロックチェーンで管理されていて自由に取引できるくらいで、そんなに斬新というわけではないよ。
その分、カードバトルゲームとしてのクオリティには徹底的にこだわって作られてる。
大きな資本がある海外の会社ならではのでパワープレイだね。

日本語対応はされてないようだな。

うん。当面その予定もなさそうだね。
全部英語のゲームだけど、ピプリクトではゲームの始め方やカードリストの日本語訳なども用意してるので、それを見てプレイしてみてもいいんじゃないかな。
あわせて読みたい
[Gods Unchained] ゲームの始め方 - アカウント開設からバトルスタートまで! https://pprct.net/gods-unchained_genesis-cardlist/...

すでにリリースされてるブロックチェーンゲームはまだ他にもたくさんあるけど、自信を持ってプレイをおすすめできるのはまずこの4つだね。
ブロックチェーンゲームを始めるならとりあえずマイクリはマストで、あとは好みに応じて何かやってみるといいんじゃないかな。

ブロックチェーンゲームの現在

次はブロックチェーンゲームが現在どんな状況にあるかをかんたんにまとめておこう。

ブロックチェーンゲームのユーザー数は2018年から2019年にかけて10倍に!

これは2018年11月末にリリースされたMy Crypto Heroesのユーザー数推移のグラフだよ。

小さな波やヘンな山はあるようだが、全体としては順調に伸びているな。

2018年末から2019年頭にかけての大きな山はスパムアカウントだね。
その部分を除くと、当初400人くらいだったDAUが1年で3,600人くらいまで成長してるね。

マイクリがリリースされた2018年後半は、ユーザー数がもっとも多いゲームでも1日300〜400人くらいだった。
それがマイクリのリリースで3,600人まで伸びた。
約10倍だね。

1年で10倍の成長か。

マイクリの成長をそのままブロックチェーンゲームの市場の成長に結びつけるわけにはいかないけど、トップのゲームのユーザー数はこれくらい伸びてるわけだ。
マイクリ以外にもかなりユーザー数を伸ばしてるゲームがいくつもあるし、2019年は数倍の成長があった年であったことは間違いないよ。

じゃあ2020年はさらに10倍だな!

そうなればいいねえ。
このあと説明するけど、ブロックチェーンゲームには課題がたくさんあって実際に10倍という成長を達成するのはかなり難しいと思う。
でも、そういう大きな成功と発展を目指して国内外でいくつもの新しいゲームが今も開発されているよ。

2020年にブロックチェーンゲームがどれくらい成長するか楽しみだな。

ブロックチェーンゲームのアイテムの売買状況

さっきゲームがブロックチェーンを利用することのメリットとして「アイテムを他のユーザーと自由に取引できるようになる」ということを挙げたね。

オレが持ってるゲームのアイテムを他の人に売れるんだろ?

うん。
全部が全部というわけじゃないけど、ゲーム内外に設置されてるマーケットプレイスでアイテムの売買をすることができるよ。
では実際にどれくらいブロックチェーンゲームのアイテムが取引されてるか見てみよう。

これはメタップスアルファという会社が毎月発表してる「ブロックチェーンゲーム市場レポート」に掲載されてるデータだね。

このレポートによると、2019年11月はブロックチェーンゲーム全体で13万5千件の取引があり、取引総額としては1億6千万円ほどだったということだね。
1件あたり1,200円くらいの取引額になる。

ゲームのアイテムが1つ1,200円で取引されてるのか!

もちろんピンキリだけどね。

聞いた話では、日本円換算で数十万円から高いものでは数百万円という価格で取引されるものもあるようだな。

このF1カーとかね。
これの落札価格が415.9ETH。当時のレートで約1,230万円だ。

軽く1千万超え!
やべー!

さっき紹介したマイクリだと、織田信長というキャラクターは100万円を超える価格で取引されてるね。
数十万円で取引されるものはけっこうザラにあるよ。

ゲームのアイテムがそんな価格になるとは……!
すごいものだな……!

将来値段が上がりそうなアイテムを買えば大儲けできるかな!?

そんなおいしい話は滅多にないよ。
もうかったって人も宝くじに当たったってくらいの話だ。当たらないで損する人の方が圧倒的に多い。

ま、そうだよな。

アイテムに値段がついて取引されるってことは、取引で損をすることもあるってことだからね。
より強いアイテムが販売されたり、ゲームの雲行きが怪しくなったりして、持ってるアイテムの相場が下がれば大損だ。
ブロックチェーンゲームをやればもうかるというわけでは決してないよ。

それはとても大切なところだな。

「ブロックチェーンゲームはもうかる!」って趣旨の話をしてる人がいたら、その人は要注意だ。

ブロックチェーンゲームで大切なのは、ゲームのアイテムの所有権がゲーム運営者ではなくユーザーにあり、それを持ち主が自由に処分する権利があるってことなんだよ。
ユーザーの権利が明確化されたってことが画期的なんだ。

それは確かにいままでのゲームにはなかったことだな。

ブロックチェーンゲームの未来

ブロックチェーンゲームはまだ黎明期のとても新しい分野だから、どんどん進歩して新しいものが次々に生まれてくる。
2020年以降に起きそうな変化やできごとを考えてみよう。

いろんなゲームのアイテムが相互に使えるようになる!

これはさっきちょろっと言及した話だけど、異なるゲームが互いのアイテムを利用できるようにする取り組みは今後さらに進んでいくのは間違いない。

すでにいくつかそういった例があるそうだが。

マイクリとCryptoSpellsの例だね。
マイクリのキャラクターがCryptoSpellsでカードとして使えて、CryptoSpellsのカードがマイクリで武器として使えるというアイテムの相互利用が実際に行われたよ。

キャラがカードになって、カードが武器になるのか!

同じアイテムが複数のゲームで利用できるということになれば、アイテムの価値が落ちにくくなるね。
ゲームをプレイしてくれるユーザーも増えるしね。

こういった取り組みが今後さらに増えていくということだな。

アイテムという存在が主体となってゲームの世界が拡張されていくんだよ。
映画「レディプレイヤーワン」で描かれたようなゲーム世界が少しずつ実現してるという感じだね!

海外では大手企業がブロックチェーンゲームの要素を部分的に取り入れていきそう!

海外ではUbisoftという大手ゲームメーカーが「Blochain Game Alliance」という研究組織を作って、ゲームへのブロックチェーンの導入を模索してる。

大手企業がいきなりブロックチェーンをゲームに全面導入というわけにはいかないだろうけど、一部のゲームアイテムをブロックチェーンで取引できるようにするとか、部分的に採用することは十分考えられるよ。
大手企業にとっても、ブロックチェーンの技術は無視できないくらいの存在感にはなってる。

海外企業は新しいことに積極的だな。
日本のゲームメーカーはどうなんだ?

日本ではゲームの有名企業が参入を検討してるって話はぜんぜん聞かないねえ。
また技術面で海外企業に立ち遅れなければいいけど。

他にもブロックチェーンゲームの未来というところでは話したいことがいろいろあるんだけど、長くなりすぎるからこれくらいにするよ。
そのあたりの話は「ブロックチェーンゲームの本質」はくわしく書いたから、興味がある人はそっちも読んでみてね。
あわせて読みたい
[論考] ブロックチェーンゲームの本質。そしてアセットのゲームからの独立が創り出す未来 「ブロックチェーンゲーム」ってそ...

ブロックチェーンゲームの課題

これから大きな発展と成長が見込まれるブロックチェーンゲームだけど、まだまだたくさんの課題や問題が壁としてそびえ立っている。
どんなものがあるのか見ていこう。

ゲームとしてのクオリティの低さ

さっきもっともヒットしてるブロックゲームとして挙げたMy Crypto Heroesだけど、経済の概念を取り入れたゲームシステムは斬新なものの、グラフィックや演出などは残念ながら既存のゲームに大きく見劣りしてるね。

まあ、比べるまでもないなー。

クオリティ面ではコントラクトサーヴァントやGods Unchainedはかなりがんばってるね。
でも、ここで紹介してないほとんどのブロックチェーンゲームは、今プレイできるコンソール機やスマホのゲームと比べてゲームとしてだいぶクオリティが低い。
ほとんどのゲーマーにとって、わざわざブロックチェーンゲームをプレイする理由がないわけだ。

クオリティが低いのは、ブロックチェーンゲームを開発してるのはほとんどがベンチャー企業でお金がないってのが大きな理由だけど、まだ市場が小さすぎてゲーム開発に大きな資金を投下できないという理由もある。

市場を大きくするには資金をたくさん使ってクオリティの高いゲームを開発しなければならないが、そもそも市場が小さいから資金を投入できない……。
卵が先か、鶏が先かという議論だな。

海外ではブロックチェーンゲームの開発企業に10億円単位のお金が集まり始めてるから、じきにクオリティの高いゲームも出てくると思うんだけどね。
単純におもしろいゲームが少ないという問題はまだ確実に存在してるね。

さまざまなUX(ユーザーエクスペリエンス)の問題

これも大きな問題だ。
今あるブロックチェーンゲームはとにかくUX(ユーザーエクスペリエンス)が悪い。

ユーザーエクスペリエンス?

かんたんにいうと、ゲームをスムーズに気持ちよくプレイできないってことだね。

あーたしかに。
ブロックチェーンゲームを始めようとしてもいろいろ準備が必要だったり、アイテムを買うのにもクレカが使えなくて仮想通貨が必要だったりして、とにかくゲームをブチブチ中断されるな。

ブロックチェーンゲームはいろいろ面倒くさいことが多すぎるんだよね。
ざっと挙げていくだけでこれくらいある。
  • ゲームを始めるのに仮想通貨ウォレットのセットアップが必要
  • 仮想通貨ウォレットの秘密鍵の保管が大変
  • ゲームアイテムを購入するのに仮想通貨が必要
  • 仮想通貨を手に入れるには取引所の口座開設が必要
  • ゲームアイテムを購入するたびにウォレットからトランザクションを送らなければならない
  • トランザクションが通るのがたびたび遅延する
  • 法規制や税金への対応がまだ完全に固まっていない

多すぎる!!

これだけ面倒くさいことが多いとユーザーもなかなか増えないよね。
ブロックチェーンゲームを開発してる企業が知恵をしぼって一つ一つ解決しようとがんばってるけど、全部の問題が解消されるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

そういう意味では、今ブロックチェーンゲームをプレイしてる人はそれだけで大したものだな。

よほどの新しいもの好きかヘンな人だよね。

ってことはファオも相当なヘンタイだな!

ヘンタイじゃないよ!!

悪質な事業者の存在

ブロックチェーンゲームの市場には悪質な事業者ってのもいるんだよねー。

悪質な事業者のイメージにオレを使うなよ!!

ぴったりなイメージだな。
で、どんな悪さをしでかすんだ?

プレセールって形でゲームがまだできてないのにアイテムだけ先に販売して、ゲームはろくに開発せず放置したりトンズラしたりだね。
ユーザーに前払いさせたお金を持ち逃げする詐欺的行為だよ。

それは許しがたいな……。

プレセールをやってるところは全部サギ?

ところがそうとも言い切れなくて、中にはちゃんとゲームを出して成功するところもあるからややこしい。
さっき紹介したマイクリとGods Unchainedもゲームを出す前にセールをやったしね。

そんなんどうやって判別すればいいんだ!

基本的にはプレセールを今やってる、今からやろうとしてるゲームにはノータッチがいいよ。
私が見る限り、プレセールをやったゲームで予定通りリリースされたのは半分もない。
ある程度うまくいったところとなるとさらにその半分だ。

成功率は4分の1以下か……。

実際はもっと低いんじゃないかな。10分の1とか。
だから、事業者側に悪意があってもなくても、プレセールに手を出すのは火傷する可能性がかなりあるリスクの高い取引になる。
どうしてもやりたいなら余裕のある資金で、価値が0になってもかまわない範囲でね。

まっ、プレセールには手を出さないのが無難だなー。

ブロックチェーンゲームはどうやって始めるの?

まだまだ課題の多いブロックチェーンゲームだけど、新しいゲームがこれからたくさん産まれようとしていて、2020年以降はさらに盛り上がっていくのは間違いない。
ゲームの新しい分野に触れてみたいという好奇心旺盛な人にはぜひプレイしてみてほしいな。

いろいろ準備がめんどくさいけどなー。

そんな人のために、ブロックチェーンゲームを始める方法をかんたんにまとめておくよ。

スマホの場合: ウォレットアプリのインストール

現在、ブロックチェーンゲームの多くはブラウザゲームとして提供されている。
スマホの場合はブラウザ機能つきのウォレットアプリをインストールすればすぐプレイすることができるよ。

ウォレット?
財布のアプリでゲームをプレイするのか?

ウォレットアプリは本来仮想通貨の送受信に使うものなんだけど、ブロックチェーンゲームで使うアカウントを管理することもできて、そのアプリに搭載されてるブラウザ機能を使うことでブロックチェーンゲームをプレイすることができるんだ。
くわしい仕組みの説明はここでは省くけどね。

よーわからんけど、とにかくブラウザ機能付きのウォレットアプリを使えってことだな!
何がおすすめなんだ?

GO!Walletというイーサリアムウォレットのアプリがいいよ。
これがあればさっき紹介したマイクリ、CryptoSpells、コントラクトサーヴァントの3つは全部プレイできる。
GO!Walletの使い方」という記事でセットアップの方法をわかりやすく説明してるから、それを見ながら設定してみてね。
あわせて読みたい
GO!WALLETの使い方 - ポイントを貯めてブロックチェーンゲームで遊ぼう! GO!WALLETの特徴 ...

PCの場合: Chromeと拡張機能Metamask(メタマスク)のインストール

さっき紹介したゲームの中だと、Gods UnchainedはまだPC専用でスマホではプレイできない。
Gods Unchainedをプレイするには、ブラウザのChromeにMetamask(メタマスク)という拡張機能をインストールする必要があるよ。

Metamaskというのはイーサリアムウォレットのアプリで、仮想通貨の送受信とブロックチェーンゲームのアカウント管理に使うんだ。
Metamaskの使い方」という記事でセットアップ方法をわかりやすく解説してるから、それを見ながら設定してね。
あわせて読みたい
[メタマスク(Metamask)の使い方・基本編] 入手、ウォレット作成、送金、入金方法を説明 メタマス...

これってGods Unchained専用なの?

いや、マイクリ、CryptoSpells、コントラクトサーヴァントの3つのゲームももちろんプレイできるよ。
他にも、ブラウザ型のブロックチェーンゲームならChromeとMetamaskの組み合わせでほぼいける。

PCでブロックチェーンゲームをプレイするならChromeとMetamaskということだな。

そういうこと!

アイテムの売買をするならイーサリアム(ETH)がどうしても必要に

ブロックチェーンゲームをプレイするだけならウォレットアプリをインストールするだけでいいんだけど、ゲームのアイテムを売買したいとなるとどうしても仮想通貨が必要になってくるよ。
多くのブロックチェーンゲームはETH(イーサ)というイーサリアムのブロックチェーンで使われる仮想通貨を使ってるからね。

なので、ブロックチェーンゲームを本格的にプレイするならETHを入手する手段は確保しておきたいね。

ETHを入手する手段って?

仮想通貨取引所の口座を作ることだよ。
取引所で日本円でETHを買って、それを自分のウォレットに送ってブロックチェーンゲームでお買い物をするわけだ。

うわ、めんどくせー!!

なので本格的にプレイしたい人は、ってことだね。

どうせ取引所の口座を作る予定があるならぜひ上のバナーから登録してね!
広告収入が私たちに入ってくるから!

また露骨な!

売上がないとオレたちも生きていけないからな!

日本円でブロックチェーンゲームのアイテムを購入する方法

どうしてもETHを使いたくないなら、一応、マイクリとCryptoSpellsの2つのゲームについては日本円でアイテムを取引する方法があるよ。

あるのか!

magi(マギ)というトレーディングカードのフリマアプリを使う方法だね。
現在、マイクリとCryptoSpellsの2つのブロックチェーンゲームのアイテム取引に対応しているよ。

はー、けっこう出品があるんだな。

特にCryptoSpellsのカードは活発に取引されているようだね。

クレカを使った日本円でのアイテム購入に対応しようとしているブロックチェーンゲームもあって、じょじょにアイテムの売買がしやすくなる環境整備が進んでいるよ。

決済方法が仮想通貨だけでは、どうしても敷居が高くなってしまうからな。

ブロックチェーンゲームをプレイする予算はどれくらい?

ブロックチェーンゲームに少しは課金するとしてさ、どれくらい予算があればいいの?

それこそピンキリだね。
マイクリのトップレベルのユーザーだと日本円で合計100万円以上のアイテムを持ってる人が何人もいるよ。

そりゃいるよな。
さっきの織田信長が100万円以上だもんな。

さすがにそういう人たちはごく一部として、気軽に楽しむならどれくらい必要になるかな?

ゲームごとに多少変わってくるけど、ある程度快適にプレイできるようにするくらいなら数千円もあれば十分だよ。
あんまり勝てなくてもいいという話であれば、それこそ1円も出さずにプレイすることもできる。

ゲームをやめたくなったら持ってるアイテムを売ってしまえばいい。使ったお金が多少は戻ってくるよ、
これはブロックチェーンゲームのいいところだね。

スマホゲームのガチャに注ぎ込んだら、それこそ1円もかえってこないからな!

そう考えると実質的な負担は少ないのかもしれないな。

だからこそちゃんと運営されているゲームを選ぶってのが大切になってくるんだけどね。
どう運営されるかよくわからないゲームのアイテムを大量に買って、そのゲームがろくに開発もされずに止まってしまったら目もあてらないよ。

単なる警告ではなく、そういう実例がいくつもあったというのが怖いところだな。

私がおすすめとして紹介した4つのゲームだって永久に運営が続くわけじゃない。アイテムの価値が大きく下がることだって十分ありうる。
なので、どんなゲームをやるにしても損をしても痛くないお小遣いの範囲でってことだね。

なんだかんだでファオも小さな火傷はたくさんしてるもんな!

そうだよ!
だから最後にもう一つ警告!
「ブロックチェーンゲームは投資」「ブロックチェーンゲームで稼げる」なんて言葉を聞くことがあるかもしれないけど、それはまやかしだから!
そういう発言をしてる人には決して近づかないように!

ブロックチェーンゲームが今後盛り上がると、そういう人が増えてくるかもしれないな……。

それが怖いんだよ。
うさんくさい人たちがブロックチェーンゲームの市場を虎視淡々と狙ってるからね!
そういう人たちの口車に乗せられないよう、くれぐれも注意だ!

だから、そういう人のイメージにオレを使うんじゃねーよ!!

いい表情してるからつい……。

ったく!

ま、怖い話もあるけど、新しいものはやっぱり刺激的で楽しいから、火傷しない範囲でブロックチェーンゲームをぜひ楽しんでみてくれ!